ReKOSでよく使うデジタルコンテンツ用語について説明します。
ページ | オブジェクト | フォルダ | パッケージ | パッケージフォルダ | プレゼンテーション | LOM情報 | ライブラリ | ワークスペース | サーバー | ReKOSパッケージファイル | ライブラリフォルダ | ワークスペースフォルダ
タイトル、テキスト、画像や動画など(オブジェクト)を含み、プレゼンテーションにおいて1画面に表示される単位のことです。ReKOSでのプレゼンテーションとは、スライドをめくっていくように用意したページを順番に全画面表示していくことを指します。またReKOSのコンテンツは、フォルダによって整理されたたくさんのページが集まったものと考えることができます。利用者はページを並べ替えたり、ページの内容を編集したり、テンプレートに従って新たなページを作成したりすることが出来ます。ReKOSのページはHTML形式で表現されており、実際には1つのHTMLファイルを意味します。
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SCORMの用語では「SCO」に相当します。
ページ内に表示される画像や動画、インタラクティブメディアなどのことです。ひとつのページ内には、複数のオブジェクトが含まれる場合もあれば、タイトルだけのページでオブジェクトが含まれない場合もあります。実際には、ページのHTMLファイルから参照されている外部ファイルを意味します。
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SCORMの用語では「アセット」に相当します。
複数のページや他のフォルダを含むことのできる入れ物です。コンピュータで扱っているファイルシステムに対応させて考えると、「ページ」が「ファイル」、「フォルダ」が「フォルダ」や「ディレクトリ」に対応します。ReKOSの「フォルダ」は、中のページやフォルダの並び順についての情報も持っており、プレゼンテーションで表示する順番に並べて整理しておくことができます。フォルダの中にさらに階層化してフォルダを作成することもできます。
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SCORMの用語では「ブロック」や「コンテンツアグリゲーション」に相当します。
ReKOSからファイルとして書き出したり、ファイルからReKOSに読み込む単位です。
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SCORMの用語では「コンテンツアグリゲーション」に相当します。
ReKOS用に開発された専用サーバーにおいて利用可能な、複数のパッケージや他のパッケージフォルダを含むことのできる入れ物です。専用サーバーでは、コンテンツをパッケージフォルダで分類して、整理しておくことができます。
パッケージフォルダの中にさらに階層化してパッケージフォルダを作成することもできます。
ReKOSでは、1つのフォルダに含まれるページを順番に全画面表示していくことでプレゼンテーションを行います。フォルダ内部には並び順の情報があり、これがプレゼンテーションの表示順になります。フォルダ内にフォルダが入れ子になっている(階層化している)場合、指定したフォルダ直下のページだけがプレゼンテーションで表示されます。
LOMは、Learning Object Metadataの略でありIEEE
LTSC(電気・電子技術者協会 教育・学習技術委員会)やIMSの規格として定められています。LOMは、その名の通り学習資源をオブジェクトとしてとらえ、そのオブジェクトに対するメタデータの付与の方法を定めた規格です。ReKOSで扱うページやオブジェクトには、それぞれの名前や内容についての説明、作成者などの情報を含むLOM情報が付加されています。これによって、コンテンツの数が非常に多くなってきても、LOM情報に登録された内容やキーワードから目的のページやオブジェクトを検索することができます。またコンテンツの編集を行った後も、オリジナルのコンテンツの作成者やその後の変更を加えた改編者の情報が保持されることで、常に著作権情報も維持されるようになっています。LOM情報は、オブジェクト、ページ、フォルダ単位で設定することができます。コンテンツの再利用性を高めるためにも、きちんとLOM情報を入力することをお薦めします。
ReKOSでは、既製品として提供されたコンテンツと、自分で作成したり編集したコンテンツを置いておく場所をはっきりと分けています。既製品や外部から読み込まれたコンテンツを置いておく場所をライブラリと呼びます。この中に置かれたコンテンツはプレゼンテーションに利用することができますが、フォルダやページの編集を行うことはできません。これは、既に出来上がったコンテンツを利用している際に、間違って内容を書き換えたり削除してしまったりすることを避けるためです。
ライブラリへのコンテンツの読み込み・削除はパッケージ単位で行います。利用者が自分で作成したコンテンツについても、パッケージとして書き出してからライブラリに読み込むことにより、ライブラリに登録することができます。
ReKOSでは、既製品として提供されたコンテンツと、自分で作成したり編集したコンテンツを置いておく場所をはっきりと分けています。自分で作成や編集を行ったページやフォルダを置いておく場所をワークスペースと呼びます。既製品のコンテンツを一部編集して利用したい場合は、ライブラリやサーバーからコンテンツの必要な部分をワークスペースに持ってきてから編集を行います。ワークスペース内のコンテンツもプレゼンテーションに利用できます。また自分で作成・編集を行ったコンテンツをReKOSから書き出して他のReKOS利用者に配布したり、それをライブラリに読み込んで利用することもできます。
複数の利用者でコンテンツを共同利用するためには、ネットワークで接続されたコンピューターにコンテンツを保管しておき、必要に応じて取り出せるようにしておくと便利です。そのような目的で用意された共有コンピューターをサーバーと呼びます。ReKOSでは、ライブラリに登録されたコンテンツと同様の操作で、サーバーにある豊富なコンテンツの中から使いたいページを必要に応じてダウンロードして利用することができます。また、自分で作成したコンテンツをサーバーにアップロードして保管したり、他の利用者と共有することができます。
コンテンツのデータをパッケージごとに書き出したファイルをReKOSパッケージファイル[.rpk]と呼びます。書き出したReKOSパッケージファイルは、簡単な操作でライブラリに読み込むことができます。
ライブラリのコンテンツのデータを格納しているフォルダを「ライブラリフォルダ」と呼びます。初期設定では、ReKOSプログラムフォルダ(インストールしたフォルダ、初期設定ではC:\Program
Files\ReKOS)内の「library」フォルダがライブラリフォルダです。ライブラリにパッケージを読み込むと、この中にデータが保存されます。ReKOSでは、複数のライブラリフォルダを作成して参照することができます。Cドライブ、Dドライブなどの内蔵ドライブだけでなく、外付けHDD、フラッシュメモリなどの外付けドライブ内にもライブラリフォルダを作成することができます。
ワークスペースのコンテンツのデータを格納しているフォルダを「ワークスペースフォルダ」と呼びます。初期設定では、ReKOSプログラムフォルダ(インストールしたフォルダ、初期設定ではC:\Program
Files\ReKOS)内にある「workspace」フォルダがワークスペースフォルダです。ワークスペースフォルダは、ReKOSプログラムフォルダ以外の場所に置くことができます。ReKOSで設定できるワークスペースフォルダは1つだけです。
ページ | オブジェクト | フォルダ | パッケージ | パッケージフォルダ | プレゼンテーション | LOM情報 | ライブラリ | ワークスペース | サーバー | ReKOSパッケージファイル | ライブラリフォルダ | ワークスペースフォルダ |